リンパマッサージ
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健康・美容をサポートし、心身両方の“若さ”を支えるリンパマッサージの資格を取得し、新しい道へと進みたいと考える方に必要な情報をお届けするのが、当サイト『Rinpro(リンプロ)』です。
リンパマッサージをサロンで受けるならば、プロのセラピストの施術にお任せするだけなので、特に何も考える必要はありません。一方で、セルフでリンパマッサージをする場合には、マッサージの順番や方向、圧など、ポイントを意識しながらマッサージをする必要があります。
リンパマッサージは順番が大切。正しい順番でマッサージをやらないと期待される効果を得られない可能性があるので、セルフでリンパマッサージをやるときには注意してください。
リンパ管の中でもフィルター機能を有している部分のことを、リンパ節と言います。リンパ節は全身に約800ヶ所ありますが、それらリンパ節の中でも「最終出口」と呼ばれる重要な部分が、鎖骨リンパ節です。
鎖骨リンパ節は、全身の老廃物がたくさん集まる場所。そのため、老廃物の渋滞が起こりやすくなります。よって、セルフでリンパマッサージをやる際には、まず「最終出口」である鎖骨リンパ節の渋滞を解消しておくことが肝心。どの部位のリンパマッサージをやるにしても、最初に鎖骨リンパ節のマッサージをしておくことが前提となります。
サロンでリンパマッサージを受けるときにも、通常、セラピストは鎖骨から施術をスタートさせています。
リンパマッサージをセルフで効果的にやるためには、マッサージの順番が大切です。どの部位から優先的に進めていくか、ということです。加えて、リンパを流す方向も大切。指先から腕に向けて、などといった具合です。
以下、リンパマッサージの基本的な順番と方向を確認しておきましょう。
最初にマッサージをやるべき場所は、上述のとおり、鎖骨付近です。鎖骨の後に、どのような順番でマッサージを進めていくのかは諸説ありますが、基本的には「鎖骨から徐々に遠くへ行く」という順番でマッサージを進めていきましょう。たとえば全身のリンパマッサージをやる場合には、「鎖骨→肩→顔→脇→腕→鼠径部→脚」といった順番です。
リンパを流す方向は、「リンパ節に向けて」が基本となります。代表的なリンパ節は鎖骨リンパ節ですが、ほかにも、腋下リンパ節やヒジリンパ節、鼠経リンパ節、膝下リンパ節などがあるので、一度、図説などを参照してみたほうが良いかもしれません。たとえば腕の場合には「指先から鎖骨に向けて」、脚の場合には「足先から股関節に向けて」という方向となります。
逆の方向にリンパを流すと、リンパマッサージの効果はほとんど得られないので注意しましょう。
いわゆる指圧マッサージは、筋肉の奥深くに向けて行う施術。よって、施術には一定の力を加える必要があります。
それに対してリンパマッサージは、リンパ管に向けて行う施術。リンパ管は皮膚のすぐ下にある組織なので、リンパマッサージをやるに及んでは、強い圧はいりません。軽くさする程度の力でOKです。力を加えてしまうとリンパ管が潰れて、逆にリンパの流れが悪くなってしまいます。
リンパマッサージの力加減が分からない方は、一度、サロンでお試しの施術を受けてみても良いでしょう。
初心者の中には、「マッサージ」という名前につられて、つい強い力でセルフリンパマッサージをやる人もいるようです。しかしながら上述のとおり、リンパマッサージに強い力は必要ありません。皮膚の上を軽くさするような感じで施術をします。「マッサージ」という言葉から、指圧マッサージのイメージを混在させないように注意しましょう。
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