リンパマッサージ
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リンパマッサージの一般的な価格はいくら程度なのでしょうか?以下、リクルートのホットペッパーを参照し、サロンにおけるリンパマッサージの料金相場を調べてみました。(調査日:2019年12月4日)
60分のリンパマッサージの料金について、ホットペッパーに掲載されている多くのサロンを比較してみました。次のような相場感です。
A店:4,500円 | B店:3,980円 | C店:4,980円 | D店:5,800円 |
E店:4,800円 | F店:6,800円 | G店:4,300円 | H店:4,500円 |
I店:4,500円 | J店:4,380円 | K店:5,460円 | L店:5,980円 |
これらの中では、最安値が3,980円で最高値が6,800円。全店を平均すれば4,998円となります。
なお、ご存知のとおりホットペッパーに掲載されている料金は、通常料金よりも割安になっていることが一般的。おおむね1~2割引の料金設定となっていることが多いため、通常料金に換算すれば60分5,500~6,000円といったところが相場ではないでしょうか?
セラピストとしてサロンで働く場合、給与は時給換算で1,000円程度と言われています。1,000円程度の時給で満足できない場合には、店長や会社幹部を目指すか、もしくは自分で開業するしかありません。
かりに自宅開業した場合、どの程度の料金を設定するのが妥当なのでしょう?
「独立したら売上はぜんぶ自分のもの」というイメージを持っている方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。売上の中から各種の経費を差し引いた金額が、自分の手取りになります。経費の金額が売上を上回ってしまった場合には、いわゆる赤字になります。
ちなみに、エステサロン全体の営業利益率は15%程度。リンパマッサージ店を自宅開業した場合の利益率は、それよりもやや高い程度でしょう。100万円の売上に対して20万円前後の手取り、と考えれば良いのではないでしょうか?
自宅サロンを開業した際に発生する代表的な経費について見てみましょう。
施術を行うためのベッドを購入しなければなりません。セラピスト1人であれば、ベッドもひとつでOKです。
リンパマッサージ店では、タオルをたくさん消費します。リラクゼーションの要素もあるリンパマッサージである以上、あまりチープな洗剤を使うわけにもいきません。洗濯代は盲点となる大きな経費です。
オイルやジェル、クリームなど、トリートメントに使う材料代も代表的な経費。品質に妥協すると、お客さんが離れていくことがあるので要注意です。
サロン運営にかかる電気代やエアコン代、水道代なども経費となります。
お茶やお菓子など、お客さんに提供する様々な無料サービスも、サロンにとっては経費になります。
売上に応じて所得税や消費税、事業税などが課されることがあります。
忘れがちですが、セラピストになるために要した講座の受講料や、資格試験の受験料なども経費の一部となります。
上記の経費を1時間あたりに換算し、そこに自分の希望する時給をプラスした金額が施術料金となります。
1時間あたりの経費の額は、サロンによって異なるでしょう。希望する時給の額も、人によって異なるはずです。当然ですが、相場よりも安い料金を設定すると、お客さんはたくさん来てくれるものの利益があがりません。逆に、相場よりも高い料金を設定すると、お客さんが来てくれない可能性があります。
その場所での料金相場や自分自身の技術力、また、ターゲットにする客層の懐具合などを考慮し、適切な価格を設定するようにしましょう。
以上、リンパマッサージの料金相場や、自宅開業時の料金設定の考え方について解説しました。
「いまいちよく分からない…」という方は、一般に言われている「10分1,000円」という料金を目安に考えてみてください。60分の施術時間であれば6,000円です。加えて、施術時間が短ければ時間あたりの単価がやや上がり(30分3,500円など)、施術時間が長ければ時間あたりの単価がやや下がる(90分8,500円など)ことも覚えておきましょう。
一生モノの「手に職」が身に付く
リンパマッサージ資格
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