リンパマッサージ
資格取得のすべて
健康・美容をサポートし、心身両方の“若さ”を支えるリンパマッサージの資格を取得し、新しい道へと進みたいと考える方に必要な情報をお届けするのが、当サイト『Rinpro(リンプロ)』です。
リンパマッサージの技術を持った方がリラクゼーションサロンで仕事をする際の待遇、メリット、デメリットなどをまとめています。
リラクゼーションサロンはリンパを流す、筋肉をほぐす施術をおこなうことで疲労を軽減し癒しを提供するサロンです。国家資格がなくても施術がおこなえます。
セラピストを正社員として雇う会社はあまり多くなく、大半は業務委託やアルバイトといった形での雇用になります。
また正社員として雇われる場合も、給与は最低保障額+歩合給となっている場合が多く見られます。
収入金額は地域・経験・勤務日数によりまちまちで、幅が広くなっています。兼業で短時間のみリラクゼーションセラピストとして働いている方も多くいます。
セラピストの仕事は、主に施術をすることによってお客さまの体の状態を整え、癒しを提供することです。施術方法はさまざまですが、日本ではリンパドレナージやアロマテラピー、リフレクソロジー、フットサロンなどの店が多くあります。
お店によって、全身、足のみ、手のみなど施術する部位の違いがあります。
なお、日本では医療従事者でなければ医療行為は行えません。セラピストの施術は痛みや不調の改善ではなく、あくまで健康ケアのサポートをすることが主な目的となります。
また国家資格であるあん摩マッサージ指圧師でなければ行えないあん摩マッサージ指圧が行われていない場合、「マッサージ」と広告することには問題があると認識しておきましょう。
施術のほかに、来客対応・電話対応・予約管理・会計などの受付業務もセラピストの仕事となります。お店によっては、スタッフのスケジュールや備品在庫の管理、売上管理などの事務作業などもまかせられることもあります。
リラクゼーションセラピストはエステティシャンの民間資格や未資格でも仕事をはじめることができ、マッサージ師の国家資格などが必要な業種に比べて学習コストがかからないメリットがあります。
まずスクールや通信教育等で勉強をして知識や技術を身につけ、仕事に就く人が多いですが、大手サロンでは学科・実技・接客でそれぞれ研修を用意し、教育制度が整っているため未経験から始めて活躍する人もいます。
リラクゼーションセラピストのやりがいは、施術をおこなったお客さんが、リラックスして笑顔になる、「気持ちが落ち着いた」など感謝の言葉をかけてくれることです。
勉強熱心な人はどんどん新しい技術を身に着け、スキルアップしてお客様の満足度を上げていけることも、この仕事の面白いところといえます。
セラピストは肉体労働です。何人ものお客さんに施術していると、指が痛くなったり腰が痛くなったり、ときには腱鞘炎になってしまうことも。長く続けるには身体を壊さないように基本となる正しい姿勢や体重の乗せ方を学ぶこと、自己管理をしっかりすることが大切になります。
また、リンパマッサージの資格によっては、体力や力に自信のない女性でも続けやすいものもありますので、調べてみることをオススメします。
リラクゼーションサロンでできる施術は、国家資格でおこなうマッサージや、医療現場で使用されるリンパドレナージと違い、一時的に身体が軽くなったりリラックスできたりするものの、長期的に身体の調子を整えるものではないことから、自分の提供するサービスに自信を持てなくなってしまうセラピストもいます。
そのようなときは自分が働く環境で許可された範囲のなかで、新しく学んだ施術をおこなってお客さまの満足度を上げ、国家資格など資格を取りステップアップすることを考えても良いでしょう。
セラピストの給与は会社やサロンによって大きなバラつきがあります。
業務委託の歩合制だと指名数や閑散期が影響して、思ったよりも収入が少なくなってしまうこともあります。アルバイトなら時給制なので安心感はありますが、時給はそれほど高価ではありません。
サロンによっては、店舗で施術するメニューに関して、手厚い研修を行ってくれるところもあります。またサロンで働きながら、接客術に磨きをかけたり、新しい施術を社内外で学んだり、とセラピストとしてスキルアップ・キャリアアップしていくことも可能です。
女性が多い職種のため、結婚したり、出産を経たあと子育てをしながら働く人も多く、時短勤務、週1~2日の勤務などに対応しているお店も多いです。
家庭と仕事を両立しやすい仕事というのは広い意味で将来性があるといえます。
一生モノの「手に職」が身に付く
リンパマッサージ資格
※コース費用は2021年10月の情報です。